甲斐野投手を人的補償で獲得
埼玉西武とソフトバンクの両球団は11日の17時半ごろにそれぞれの公式HPを更新し、ソフトバンクにFA移籍した山川穂高選手の人的補償として、甲斐野央投手が埼玉西武に移籍することとなったと発表した。背番号は未定。
甲斐野投手は27歳。2018年にソフトバンクにドラフト1位で入団し、2019年のプレミア12にも選出。日本の優勝に貢献した。
昨年には46試合登板するなどソフトバンクのブルペンを支える中心的選手だった。
甲斐野投手はソフトバンク球団を通じてコメント。ソフトバンクへの感謝を述べながら、
「今回僕を評価・指名してくれた西武球団にも感謝しています。チームの雰囲気が明るくてファンの方も熱いイメージがありますので、ベルーナドームでプレーするのが今から楽しみです。」
とワクワクが不安を上回る、強心臓ぶりをうかがわせた。
埼玉西武の渡辺GMも公式HPを通じてコメント。
「チームにとって、救援投手が大きな補強ポイントでした。真っすぐとフォークで打ち取ることができるライオンズにいないタイプの魅力的な投手です。」
とした。また、報道陣の取材に対して、甲斐野投手に決めたのは今日(11日)だとした。
中継ぎの補強はアブレイユ投手、ヤン投手に続いて3人目。オフシーズンでは育成を除いて外国人4人を含む8人を獲得。3ヶ月を切った今季へ万全を期して臨む。
なお当初、11日早朝に一部メディアからソフトバンクの和田投手が人的補償となると報道があり、日本のみならず韓国や台湾の野球ファンに衝撃を与えた。
しかし、実際には誤報だった。これには両球団ファンのみならず、各球団ファンも驚き。
「え?」と困惑するファンも多くいた。
また、SNSでは「岩瀬式プロテクト」もトレンドに上がり、移籍拒否なども噂として上がっているが真相は謎に包まれている。