炭谷選手、6年ぶりに西武復帰へ!

2023/11/16

 16日、球団が元楽天の炭谷銀仁朗選手の獲得を発表した。背番号は27。
 炭谷選手は2005年のドラフト会議で西武から高校生1位指名。その後正捕手としてチームを引っ張ってきた。しかし、15年頃から現在オリックス所属の森選手の捕手起用が増加し、出場機会が激減した。
 炭谷選手は出場機会を求め、18年にFA権を行使し、読売巨人に移籍。その後、トレードで楽天に移籍し、守備を中心にチームを支えてきた。
 しかし、今季オフに楽天を戦力外となり、その後移籍先を探したところ、古巣の西武が手を挙げた。
 西武は23年は古賀選手・柘植選手の両若手を積極的に起用し、森選手の抜けた穴を埋めた。しかしチームのベテラン捕手である岡田捕手が怪我でなかなか1軍に出場できず、ベテラン捕手の配備が急務となっていた。
 炭谷選手は球団を通じコメントを発表。
 「6年ぶりにライオンズに帰ってくることになり、率直にうれしいです。
 ライオンズは6年前とはメンバーも変わって、若い選手が増えたな、という印象です。
 僕にとって思い入れのあるベルーナドームで、ライオンズのユニフォームをまとってファンの皆さまの前でプレーできることに、特別な感情があります。
 ライオンズファンの皆さまには、ぜひベルーナドームに足を運んでいただき、背番号27の炭谷銀仁朗に熱い青炎(声援)を送っていただけたらうれしいです。」

 また、渡辺久信GMもコメントを表明。
 「(炭谷)銀仁朗には、戦力としてライオンズに戻ってきてもらいます。
 それと同時に、今いるライオンズの若いキャッチャー陣に対して、銀仁朗がこれまで培った知識や経験も伝えていってもらえればと思っています。」

 在籍当時に身にまとっていた「背番号27」。再び炭谷銀仁朗が背負い、捕手を牽引する。